総勢85名のチームスタッフ
新設された西武スタッフ名鑑[球団提供]
先日、埼玉西武はオフィシャルサイトで「球団スタッフ名鑑」ページを公開し話題となった。(URL:https://www.seibulions.jp/ocms/team/staff/)
他球団では例を見ない試みだ。総勢85名のチームスタッフを擁する埼玉西武。このページは、チームのためにグラウンド外でも奔走するスタッフに焦点を当てたものだ。スタッフのラインアップや意気込みをプロ野球ファンをはじめ多くの方に知ってもらいたい、そのような思いから掲載された。ファンや関係者からも、「面白いページですね!」、「他球団にもこんなページがあったらいいのに!」など、大きな反響が球団に届いたという。
チームスタッフの業務内容をのぞいてみると、マネジャー、用具担当、打撃投手、ブルペン捕手、グラウンドメンテナンス、通訳、スコアラー、トレーナー、チームドクター、管理栄養士、寮の管理・運営、育成アマチュア担当(スカウト)といったプロ野球ではおなじみの職種のほか、分析を専門としたバイオメカニクスや、選手教育を主眼に置いた人財育成や生活管理、さらにはメンタルトレーナー、アライアンス戦略、IT・インフラ戦略など、非常に多岐にわたっている。
このような面々がそれぞれの役割を果たしつつ、時には専門領域を越えてコミュニケーションを図り、しっかりと密に連携しながらチームを支えている。
そんな埼玉西武は7月19日現在、首位とゲーム差なしの2位。2019年以来のリーグ制覇に向けて、まさに今、チームスタッフの力が必要とされている状況で、“WE ARE ONE”、みんながチームの一員だ。
週刊ベースボールONLINEでは2019、20年に、そんなチームスタッフ一人ひとりにスポットを当てたライオンズ「チームスタッフ物語」を連載していたが、このたび再開。第1話では、球団本部ファーム・育成グループバイオメカニクス(一軍グループ兼務)兼企画室アライアンス戦略の
榎田大樹氏が登場。ぜひお楽しみに!