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ヤクルト・宮台康平「不完全燃焼だったことが財産となって今につながっている」/高校3年の夏

 

 プロ野球の選手や監督・コーチに、決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今回のお題は「高校3年の夏」です。


 高校(神奈川・湘南高)3年の夏は、3回戦で敗退しました。悔しい思いが強かったですし、もっとうまくなれる、ここで終わりたくないという気持ちになりました。それが原動力になって大学に進学後も野球を続けたいと思いましたし、あのとき不完全燃焼だったことが財産となっていまにつながっていると思います。

 受験勉強は野球部を引退してから本格的に始めました。漠然と東大に行きたいと思っていましたが、現役のうちは野球を頑張りたかったので、進路はそこまで真剣に考えていませんでした。初めは英単語や世界史など高校の履修範囲を早めに網羅しておくことをしました。今となってはいい思い出です。

『週刊ベースボール』2022年8月1日号(7月20日発売)より

写真=BBM
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