ロッテ・中村奨吾が12月21日、東北・今江敏晃コーチともに、千葉県こども病院を訪問した。今江コーチはロッテ時代の2009年から、小児がんの支援活動を行っており、今年で活動14年目。中村奨は今回が初の訪問となった。
■中村奨吾コメント
「2019年に闘病生活を送っている自分のファンの子と球場でお会いする機会がありました。マリーンズの試合を見て自分のプレーを見ることで頑張れると言ってくれました。
それまでは自分のプレーが誰かの力になれるという実感があまりなかったのですが、そうやって実際に会って言ってもらえたことが、ずっと今でも胸の中に残っています。そのとき、自分も野球だけではなく、なにか活動が出来ないかと考え、今江さんが病院訪問などの活動をしていることを知っていたので、一緒に行かせてほしいと相談をしました。
ただ、残念ながらその後、コロナがあり、なかなか病院訪問をする機会を作れずにいたのですが今回、実現することが出来ました。残念ながら子どもたちには、まだ直接触れ合うことはできなかったのですが、先生たちから『みんな、楽しみにしていた』と伝え聞いてとてもうれしかったです。
これからも、このような活動を続けて闘病生活を送っている子どもたち、支えている親御さんや病院の方々に少しでも喜んでもらい、笑顔を届けることが出来ればと思っています」
写真=千葉ロッテマリーンズ提供