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WBC2023企画

あなたの心に刺さった言葉はどれですか? WBCを彩った心震える魂の言葉(後編)/『WBC2023総決算号 侍ジャパン世界戦記』

 

言葉から思い出す名シーン


決算号表紙


 14日間の激闘は世界中の野球ファンを魅了した。だがそれはプレーだけではない。選手や監督が残した言葉の数々にも野球の本質、WBCの魅力が詰まっていた。ここではその言葉の数々を振り返っていく。たった一言であの死闘や胸を揺さぶるワンシーンが思い出されるはずだ。

 4月6日に発売される『WBC2023総決算号 侍ジャパン世界戦記』。侍ジャパンの熱き戦いを全114ページ&ピンナップで振り返る。豪華版だ。ここでは、その中から選手、監督たちの言葉の中から、ほんの一部ながら拾い集めたワンコーナーをちょい出ししてみよう。

「選手たちが本当にうれしそうな顔をしていた。それがうれしかった」


Photo By Getty Images


 日本代表・栗山英樹監督。14年ぶりの世界一奪還を達成し、10度胴上げされた後のインタビューで。最後まで選手を信じて戦った栗山監督らしいコメント。

「自分たちの力を信じて、どんな相手でも勝てると考えて立ち向かう」


Photo By Photo By Getty Images


 チェコ代表マルティン・シュナイダー投手。WBC初出場となったチェコ代表のエースが今大会に向けての会見場で。大半の選手が別の仕事をしながらプレーしているチェコ代表の今大会の成績は1勝3敗。それでもスポーツマンシップにあふれるプレーで日本のファンからも愛された。

「生涯忘れることのないあの雰囲気」


Photo By Yuka Takahara


 日本代表・今永昇太投手。決勝の先発マウンドを振り返って。アメリカ代表のターナーに一発を浴びるも大崩れすることなく2回を4安打1失点で終え勝利投手に。「試合前の記憶を思い出せないくらい緊張していた」と振り返ったが、堂々としたピッチングを披露した。

「自分の活躍はどうでもいい」


Photo By Getty Images


 日本代表・周東佑京選手。準決勝でサヨナラのホームを踏んだ周東が翌日の決勝に向けてコメント。出番がなくても準備をしている控えメンバー。その選手たちも含めた全員で勝ち取った世界一だ。
週刊ベースボール編集部

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