来年3月16日にベルーナドームで開催する西武ライオンズ初のOB戦『LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024』に石井丈裕氏、鈴木健氏、Ｇ.Ｇ.佐藤氏など、新たに15人の出場が決定した。

　石井氏は、先発投手の柱としてだけでなくリリーフとしても活躍し、1992シーズンには沢村賞、パ・リーグ最優秀選手賞、日本シリーズ最優秀選手賞に輝くなど、西武黄金時代をその力強い投球で支えた右腕。現在は小中学生を対象にした野球スクール「ライオンズベースボールアカデミー」で子どもたちを指導している。

「今回のOB戦へ参加できることをとても光栄に思います。チーム割は決まっていませんが、オーレさん(オレステス・デストラーデ氏)と対戦してみたいと思っており、しっかり抑えたいと思います！　今はライオンズベースボールアカデミーコーチとして指導している立場ですので、こどもたちにもかっこいい姿を見せられるようにがんばりたいと思います」(石井氏)

　鈴木氏は、1997シーズンには自身のサヨナラ本塁打でリーグ優勝を決めるなど、勝負強いバッティングに加え、最高出塁率者賞も獲得した卓越した選球眼でチームをけん引。Ｇ.Ｇ.佐藤氏は、左右広角に放つ長打と数多くの補殺を記録した強肩を持ち味に活躍。ユーモラスな性格で、SNSを通じて現在もファンから人気のあるOBのひとりだ。


「普段は解説などで行くことも多いベルーナドームですが、自身が実際にグラウンドでプレーするのはとても久しぶりですので、今から非常に楽しみにしています。当時一緒に戦っていた先輩方や仲間たちに会えることも楽しみですし、今は蛭間選手や渡邉投手といった高校からの後輩もライオンズでがんばっていますので、後輩たちやチームにパワーを与えられるようなプレーを見せたいと思います！」(鈴木氏)

「今回のOB戦に“愛の波動砲”こと私Ｇ.Ｇ.佐藤が参加させていただくことになりました。多くのレジェンドの先輩方と一緒にこの舞台に立てることを非常に光栄に思うと共に、再び西武ファンの皆さまの前でプレーできることを楽しみにしております！　当日は、バッティングでも守備でもファンの皆さまに楽しんでいただけるようなプレーをお見せしたいと思います。ぜひたくさんのファンの皆さまにお越しいただけるとうれしいです」(Ｇ.Ｇ.佐藤氏)

　さらに、投手陣からは長髪をなびかせ闘志あふれたピッチングが持ち味のデニー友利氏のほか、共に現在は球団スカウトを務める渡辺智男氏と後藤光貴氏。ベースボールアカデミーからは星野智樹氏、その他、岡本篤志氏が出場し、野手陣からは西武ライオンズ創世期に左キラーとして活躍した広橋公寿氏、代打の切り札として活躍した森博幸氏、犬伏稔昌氏、高木浩之氏、柴田博之氏、石井義人氏、米野智人氏の計15人の出場が新たに決まった。

　その他の出場メンバーやチケットの販売概要などは、決まり次第オフィシャルサイトなどで発表する。