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横浜隼人高OBが野球教室を開催 オリックス・宗佑磨は「いろいろなことを教えましたけど、チームに持ち帰って続けることが大事」

 

夢のような2時間


オリックス・宗[前列中央]ら横浜隼人高校野球部の卒業生が、少年野球教室を開催。現役NPB、社会人選手のほか、元選手が講師役として子どもたちを熱血指導した[写真提供=横浜隼人高校硬式野球部OB会]


 神奈川県少年教育親善野球連盟と横浜隼人高硬式野球部OB会が主催の「第14回少年野球教室2023」が12月24日、横浜隼人高グラウンドで行われた。主催者が招待したチームの小学校5、6年生を対象に約200人が参加。同校卒業生でプロ野球、社会人野球の経験者14人(元選手を含む)が講師役を務めた。

 ウォーミングアップ、キャッチボール、守備練習、打撃練習の後は、講師が模範プレーを披露。3年連続でパ・リーグのベストナインとゴールデングラブ賞を受賞したオリックス・宗佑磨はロングティーで鋭い打球を飛ばした。すぐそばでプロの打球を見届けた参加者は大喜び。夢のような2時間を過ごした。

 宗は閉会式で、子どもたちを前に講評した。

「今日はいろいろなことを教えましたけど、チームに持ち帰って、続けることが大事です。僕の座右の銘は『継続は力なり』。寒い中でしたが、半袖の子もいて、大丈夫かと思いましたが、元気な姿が見られて良かったです」

 宗は前日には「3年連続ベストナイン・ゴールデングラブ賞受賞 祝賀会・激励会」に出席。約350人の支援者からの熱いメッセージにより英気を養い、この日も子どもたちからパワーをもらった。2024年は入団10年目の節目である。個人としては自身初の「打率3割」を目指しているが、チームの目標は一つ。

「リーグ4連覇と、日本一です!!」

 グラウンドは寒さを吹き飛ばすほどの笑顔と活気に包まれた。こうした地道な普及活動が、野球人口減少の食い止めに一役を買うはずだ。
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