
試合後、報道時の取材に対応する立石正広[写真=BBM]
9月3日、東京新大学秋季リーグが開幕し、創価大が流通経大を7対4で下した。今秋のドラフト1位候補の創価大・立石正広内野手(4年・高川学園高)は右足首痛で不出場に終わるも、3季連続優勝へ一歩前進した。
立石は代打の準備をすることもなく、ベンチから戦況を見守り続けた。先発全員安打7得点、4年生3人に適時打が飛び出す展開に「みんな力があるのですごいなと思いますけど、やっぱり同級生に活躍されるとやりたくてしょうがなくなります」と正直な思いを漏らした。8月初旬のオープン戦でスライディング時に右足首を負傷。同31日の高校日本代表対大学日本代表の壮行試合は出場を辞退していた。秋季リーグ開幕戦は灰色のサポーターを巻き、大田スタジアムに姿を現した。
高強度でのランニングは実施できておらず、全体練習のウオーミングアップも別メニュー調整。全体練習のフリー打撃にも入れていない。「今月(9月)の後半には出場したいなと思ってるんですけど、やっぱり(患部が)足下なので」と無理はしない構え。焦る気持ちを抑えながら1日も早い復帰を目指す。