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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第25回「王さんはライバル? そんな失礼だよ」

 

1979年は面白いように打てたシーズンです


高卒新人はじっくりと


 夏の甲子園で、広陵高(広島)の中村奨成君が、PL学園高(大阪)時代の清原和博(のち西武ほか)が作った大会5本塁打の史上最多記録を抜きました。今年は、早実の清宮幸太郎君、履正社高の安田尚憲君と、夏の甲子園には届きませんでしたが、ドラフトで上位指名されそうな高校生スラッガーがたくさんいます。

 高卒ルーキー、特に打者が、入団してすぐ活躍するのは簡単ではありませんが、彼らには“遠くに飛ばす”という天性の才能があります。プロに進むのであれば、球団も何年か先を見据え、じっくり鍛えてほしいですね。

 僕の場合、高校時代、甲子園に出たわけではありませんし、全国的にはまったく無名。ある意味、“遠くに飛ばす力”しかなかった男です。

 以前も書いたとおり、その資質を見抜く人と偶然に出会い、思わぬことでしたが・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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