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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第72回「片岡篤史とベロベロになるまで飲んだ話」

 

片岡のフォーム。どうです、個性的でしょ


三番打者にぴったりの男


 前回の話は、僕のプロ24年目、1992年の話でした。チームの若返りの方針もあって、中日にいた78年以来だったんですが、100試合以上の出場ができなかった年です(98試合)。寂しかったけど、それは仕方がない。割り切って自分に与えられた仕事を100%、いや120%以上やろうと思っていました。

 この92年に、鳴り物入りで日本ハムに入ったのが、片岡篤史です。

 右投げ左打ちの大型三塁手で、1年目から規定打席に到達し打率.290、新人王争いもしていました。

 彼のバッティングで一番いいところは選球眼です。若いころはそれほどじゃなかったんですが、僕が監督になった2000年は、リーグ最多の101四球を選んでいます。ムチャクチャしぶといバッターでした。

 ただ・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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