連載の特別版として前回よりスタートしたドラゴンズ時代の後輩・牛島和彦氏との対談。今回はその中編だ。 取材・構成=井口英規 写真=福地和男 サード、クビ!
大島 そう言えば、この間の始球式(夏の甲子園)どうだった?
牛島 グラウンドを出たときの景色が懐かしかったですね。一塁側の階段を上って見たのは、高校生以来なんですよ。プロでは、三塁側の裏からばかりでしたしね。実際、マウンドに立ったときは、「えっ? キャッチャーってこんなに遠かったっけ」と(笑)。バックネットまですごく遠く感じました。
大島 ワンバンだったな。
牛島 あのとき振りかぶるつもりだったんですが、運動靴では滑ると思ってセットで投げたら、球が滑りました(苦笑)。昔みたいに指にマメがあるわけじゃないですしね。
大島 いいよな。俺は甲子園に出てないし、絶対、呼ばれんだろうな。
――編集部の大ざっぱなプランでは、このあたりから後編をスタートさせる予定ですが、いまの勢いで話が盛り上がったら前、中、後編でいきましょう(笑)。
大島 僕とウシで盛り上がらんはずはない! 大丈夫! 3回で決まりですね(笑)。
――牛島さんがプロ入りしたのは、1980年でしたが、80年代の前半、大島さんは、いろんなポジションやってますよね。
大島 そのときだけじゃなく、ずっとそうでした。内野、外野といろいろやっていましたね。ただ、僕は・・・
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