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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第94回「大事なのは愛ですよ、愛!」

 

監督1年目の秋季キャンプで實松一成[右]に打撃指導する僕


ヒゲ剃り後のあれよ、あれ!


 キャンプ取材の日程が正式に決まり、いろいろな資料が届きました。う〜ん、テンションが上がりますね。

 そんなある日、僕は、ある物を買いに薬局に行きました。ヒゲ剃りの後につけるやつです。でも、店に入って、あれ? って。

 ファブリーズ……じゃなくて、あれ、あれ、何だっけ! 家を出るときは覚えていたはずの商品名が、全然出てこなくなったんです。

 最初は自分で探したんですが、見つからず、店員さんに「顔に塗るファブリーズみたいな名前のあれ、ありますか」と尋ねても通じるはずもなく……。

 店員さんと2人で、あれこれ名前を挙げては「いや、違うな」「それじゃないですね」「あ、そんな感じの名前だ! いいね、近いな」と、コントみたいなやり取りをしていたら、やっと出たマンです!

 ここまでで、ほとんどの人が察していたと思います。そう、シーブリーズです! その瞬間、店員さんと目を合わせて一緒に大笑いでした。

 ヒゲ剃り後というより、夏の日焼けの後とかに使う人が多いものだから、店での置き場所が違っていたんでしょうね。

 まあ、僕の忘れっぽさはキャンプ行き前のテンションとは関係ありませんが、今回もまた、大島の日常からスタートさせてもらいました。

 では、本題です。

 またまた、ですが、1999年オフ、日本ハム監督が決まった後に時計の針を戻しましょう。

 まず、考えたのは・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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