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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第105回「大島流スランプ脱出法!」

 

予想どおり広島が上がってきました/写真=佐藤真一


手抜きが大事?


 先日、久しぶりにパワースポットである馬橋稲荷神社に参拝に行きました。大きな鈴を鳴らし、柏手を打ち、願いが届きますようにとお祈りをしました。登り竜と降り竜の両天神さまにパワーをいただき、遅咲きの桜に心を癒され、とてもいい参拝ができました。

 強い日差しの中を歩き、大汗をかきましたが、これも夏に向けてのいい準備になります。

 これからテレビ、新聞の解説、野球教室と、野球の仕事が本格的に始まります(念のためですが、週べが片手間という意味ではないですよ)。暑さに体を慣らしながら、バテずに頑張りたいと思います!

 さて、苦しんでいた広島ですが、現時点最新情報の4月24日の中日戦(マツダ広島)で6連勝。ようやく浮上の兆しが見えてきました。前回、僕は広島の優勝予想を「でした」ではなく「です」と書いていますから、「言ったとおりでしょ!」と書きたいところですが、ペナントレースは先が長い。これからも一進一退の混戦が続くはずです。

 現在首位の巨人にしても、確かに打線がよく、先発では菅野智之山口俊ヤングマン、新人の高橋優貴と頭数はそろってきましたが、クックの故障もあって、リリーフへの不安は消えません。いまの5球団は打線がいいので(阪神を除くかな……)、力の落ちる二番手以下の投手を滅多打ちにし、試合をひっくり返す可能性もあります。先発が頑張っている今のうちに、何とか立て直しをしたいところですね。

 今年の一つの特徴として・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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