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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第111回「1対0より0対1がいい」

 

6月4日の巨人戦で敗れた楽天ですが、戦い方も、チームの雰囲気もよかったと思います


監督は我慢です


 今日は6月6日、東京は気温30度を超えています。暑いです! いや熱いです。近所を散歩したら、それほどの距離を歩いたわけでもないのに日焼けをしてしまい、いい年をして、“紅顔の美少年”になってしまいました。

 熱いといえば、蒼井優さんと山ちゃん(山里亮太さん)のご結婚です。朝からずっとテレビ番組で見ていました。最初は驚きもありましたが、お二人のやり取りや空気感から、ほのぼのとした幸せ感があふれ出ていて、ああ、実にいいカップルだと思い、納得しました。

 どうぞ末永くお幸せに。

 気が重くなるようなニュースが続く中での、おめでたいニュース。幸せそうな人の笑顔は、見ているこちらも笑顔になりますね。

 最近、僕は北の仕事が重なり、札幌ドームでの日本ハムロッテに続き、6月4日には、仙台に牛タンの食べ比べ企画……もとい、交流戦初戦となる楽天─巨人戦(楽天生命パーク)の取材に行ってきました。牛タンはお土産で買って、晩御飯でいただきましたが、おいしかったです。

 試合は巨人が9回に逆転勝ちをしましたが、僕が感じたのは、負けた楽天のタフさです。先制されてもすぐ追いつき、一度はリードを奪った。最後、抑えの松井裕樹ビヤヌエバに2ランを浴びたストレート勝負は、真っ正直過ぎるかな、とも思いましたが、あれだけ粘っていけたのは、チーム状態がよく、まとまりがあるからです。

 スタジアムの雰囲気もよかった。みんなで一体となって、ハラハラドキドキしながら楽天の戦いを見守り、とてもアットホームです。

 則本昂大が復帰するといわれる7、8月まで上位で踏ん張っていれば、久々の優勝の可能性も十分あると思います。東北の皆さん、楽しみになってきましたね!

 38歳の平石洋介監督は、本格的には監督1年目ですが・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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