週刊ベースボールONLINE

冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第128回「WBC編5 ビバ・メヒコ!ビバ・ボブ?」

 

メキシコ─アメリカ戦で、またもボブ[奥]がやりました。今度はいい“誤審”と言えるのかな?


韓国に圧倒され……


 10月16日は、僕の誕生日でした。3年前の誕生日の10日後に、大腸ガンで肝臓にも転移があり、このままなら余命1年と宣告されましたが、今は「本当に病気なんですか」と驚かれる方もいるくらい普通に生活しています。本当にありがたいことです。家族をはじめ、僕の生き方、病気や治療に対する考え方を理解し、支えてくださるすべての皆さまに、あらためて感謝したいと思います。

 これからも「病気にはなったけど、病人にはならない」の精神で歩んでいきたいと思います。

 そういえば、小林麻央さんがブログで“「まだ生きてるの?」と言われてみたい”と仰っていました。

 すごい言葉ですよね。さすが麻央さんです。僕も「病気詐欺じゃないの?」と言われるくらい、普通に生きていきたいと思っています。

 では、2006年、第1回WBC編第5弾です。前回はアナハイムでのアメリカ戦で、球審ボブ・デービッドソンの誤審(言い切ってしまいます)もあって負けてしまったところまででした。

 その後、メキシコには勝ちましたが、東京ラウンドに続き、韓国戦にまたも負けてしまった。最初が2対3で、このときが1対2です。韓国のバッターは、それほど怖いわけではなかったんですが、とにかく打てなかった。個々の力は日本が上だったと思いますが、国際大会になると、韓国の選手は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング