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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム「清宮幸太郎にとって勝負の1年になります」

 

今年もケガで出遅れる可能性が出てきた清宮。もったいない!


 先日、金田正一さんのお別れの会に行ってきました。大勢の方に愛され、尊敬された、偉大な方でいらしたことをあらためて感じました。

 年齢を重ね、一人また一人と大切な人を見送ってきました。悲しいし、寂しいですが、それで自分の人生が終わったり、止まったりするわけではありません。どんなときでも朝が来て、また、夜が来ます。おなかもすくし、眠くもなります。

 僕は、兄を若くして見送り、その数年後には父を見送り、長生きしてくれた母を見送り、そうやって歳を重ねてきました。家族を見送ってあげること、大切な方を見送ってあげること、家族や大切な方と一緒に生きた日々に心を寄せて、感謝し見送ってあげること。それが、残された者の役割だと思っています。

坂本の守備に物足りなさも


 では、すっかり恒例となった(?)「ポジション別に大島が挙げる2020年期待の選手編」に移りましょう。1回で終わらすつもりが、いつの間にか3回目になってしまいました。さすがに今回が最終回です。

 まずは内野のラストポジションのショートです。攻守の総合力では、巨人坂本勇人で間違いありません。31歳にして早くも2000安打が近づき、ショートで40本塁打は史上2人目らしいじゃないですか。すごいとしか言いようがない。ただ、残念なのは・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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