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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム「佐々木朗希に期待感ワクワク。清宮もぜひ……」

 

佐々木朗希[ロッテ]は立ち投げだけでも指に掛かったときのストレートの強さは別格でした。期待感ワクワクです


“ガッツ効果”で芯が通った


 今週は、キャンプで見てきたチームについてのパ・リーグ編です。

 まず日本ハム。ここはガッツ(小笠原道大ヘッド兼打撃コーチ)加入で、攻撃陣に一つ芯が通ったというのはありますよね。前から練習量の多い選手も、個人的にはいたんでしょうけど、皆がそうなってきた。それはガッツへのリスペクトが大きいでしょうね。それがいい方向に出ました。練習量が多くなって、振り込んでいる。それはいいと思いますけどね。

 攻撃陣は、中田(中田翔)がしっかり振り込んでいる感じがあるんで、今年は違うと思います。そこに西川(西川遥輝)がいるし、近藤(近藤健介)がいます。

 僕が見た中で一番いいのはやっぱり近藤でした。バランスから何から、抜群ですよね。打ち損じがない。声を掛けたら「きょうが一番よかったです」と言っていましたけれども、首位打者を獲(と)ってほしいですよね。一回、そういうタイトルを獲ると、見える景色が変わりますから。

 ただ、攻撃陣はいいとしても、ピッチャーはいない。今、有原(有原航平)しかいないんですよね、計算できるのが。マルティネスは見ましたが、これが帰ってくると、けっこう大きい。でもそれぐらいで、バーヘイゲンがどうなのか、上沢(上沢直之)がどうなのか。その辺がもし機能しなかったら、またショートスターターとか、そういうことになるわけでしょう。あんなものを使っているようじゃ・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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