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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム「それぞれが個性を生かしいいものを見せてくれる年に」

 

昨年はソフトバンクの日本一で幕を閉じました。果たして今年はどんなシーンが待っているのでしょうか


オフの短さは問題なし


 読者の皆さま、あけましておめでとうございます。今年も野球界のあれやこれやについて、思うところを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 2021年は、3月26日に両リーグが開幕ということで、日程が発表されました。まずは皆、そこへ照準を定めて進んでいくのでしょうけれども、何しろ昨年のこともあったので、そのつもりで進んでも、どうなるかはやっぱり分からないところがあります。何とか無事に行ってほしいところではありますが。

 今回は、このオフの選手やチームにとってのポイントと、今季への期待などを書いていきたいと思います。

 このオフは、昨年の閉幕が遅かったので、いつもよりは少し短いオフという感覚が、選手にもあるかもしれません。ただ、今はわれわれの時代とは違って、もともとほとんど一年中トレーニングを休まない選手も多いですし、そんなに影響はないと思います。ピッチャーの人も、何日間か期間を区切ってONとOFFをつくれば、難なく今年のキャンプに入っていけるのではないでしょうか。もちろんいったん肩の疲れを取ることは大事ですけれども、むしろ、休ませ過ぎると、次に上げていくのが大変になってしまうかもしれません。それにそもそも、昨年は120試合制で、そんなにイニングを投げたピッチャーもいないですしね。たくさん完投した大野雄大(中日)ぐらいでしょう。ほかのピッチャーはそこまで多く投げてないですから。まあ、個人差はあると思いますが、・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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