週刊ベースボールONLINE

冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム「今週はセ・リーグの順位予想。巨人と阪神のV争い、中日と広島がAクラスを争うと見ます」

 

巨人は井納[写真]の獲得で先発投手の数が増え、より安定感を増すと思います。優勝候補の本命でしょう


前半戦は先発投手が大事に


 いよいよ開幕が近づいてきました。そこで、今週と来週は、セ・パ両リーグの順位予想をしていこうと思います。今週は、セ・リーグから。

 今年は、これは両リーグに言えることですが、外国人選手の来日が遅れているケースが多い、ということと、途中でオリンピック・ブレークが入る、という特殊事情があります。

 外国人選手は、来日ができたとしても調整期間が必要ですから、前半戦はあまり当てにできないでしょう。そうなると前半戦は、各チーム、やや層が薄い中での戦いになります。中継ぎ投手にまで計算が立たないチームが出てきたり、攻撃力も全体に低いですから、力のあるエース級が投げているときは投手戦が増える可能性もあります。その辺を考え合わせると、前半戦は、先発投手が大事になります。5回と言わず、6回、7回と投げられるしっかりした先発投手が数多くいるチームがより有利になってくると思います。

 そして後半戦は、外国人選手が調整十分で加わってきますから、一転、打力の戦いとなると予想します。

 そういったことも踏まえ・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング