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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「なにごともブレークが必要さ」

 

酒は飲んでも飲まれるな


 最初に残念な話。わが母校・鳥取城北高が鳥取大会の初戦で負けちゃった。米子松陰高に初回4点取られて、そのまま2対6。優勝候補と言われていたけど、高校生だからね。先制されると、なかなか自分たちの野球ができない。しかも、今年の夏はムチャクチャ暑いからね。

 実は、俺も高校2年のとき、ダントツの優勝候補と言われながら早々に負けたことがある。先発だったんだけど、マウンドで頭がビリビリして、あとで思えば、完ぺきな熱中症だった。なのに、当時はいまと真逆で、水を飲むなという時代さ。ストライクがまったく入らない中で、パニック状態で野球をやっていた記憶がある。

 夏は、プロ野球も暑さとの戦いになる。特に1年間の戦いを経験していないルーキーにとっては、この時期に、どれだけ体調管理ができるのかがターニングポイント。今年も6勝していたDeNA濱口遥大が肩痛で離脱したけど、特に投手は大変さ。

 いまは体調管理が楽なドーム球場が多いけど、屋外で一番球場が暑く、かつセの中で移動が一番大変な広島の選手が意外と・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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