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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「CSをテレビの地上波でやってくれ!」

 

最終戦で100打点に到達した岡本[中]


置き土産が置き土産に


 巨人高橋由伸監督にとって最後の試合になる可能性もあった10月9日の阪神戦(甲子園)で若き四番・岡本和真が1試合2本塁打をマーク。チームも勝ってCS進出を決めた。これで3割、30本塁打、100打点を達成だけど、特に100打点に拍手だね。岡本のバットで勝った試合も多いし、しっかり四番の仕事を全うしたと思う。

 高卒4年目だけど、昨年まで一軍で13安打、1本塁打。シーズンインのときは、俺の通算128安打、ホームラン3本より少ない選手が巨人の四番か、とコラムに書いたこともあったが、おみそれしました。ただ、俺も意地になって記録を見直したら、まだ抜かれてない成績があった。犠飛さ。プロで0本らしいが、俺は2本ある。

 そう思っていたらレギュラーシーズンではないが、13日、対ヤクルトのCSファーストステージ第1戦(神宮)で、ついにプロ初犠飛を記録した。進化してるね。

 岡本は、原辰徳さんの前回監督時代、最後のドラフトだった14年秋のドラフト1位。智弁学園高時代の活躍はあったけど・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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