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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「西武は投手陣のカウンセリングコーチを?」

 

CSファイナル第2戦で滅多打ちをくらった西武今井達也。引っ張り過ぎたかな


光った工藤監督の采配


 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージを終え、セが巨人、パはソフトバンクが日本シリーズ進出を決めた。パではペナントレースの王者・西武がまさかの4連敗と、短期決戦の難しさをあらためて感じさせる戦いとなった。

 進出した6チームの中で、一番いい戦いをしたのは、パ2位のソフトバンクだ。ファーストステージ初戦こそ、楽天浅村栄斗にカンカンやられて負けたが、2戦目ではペナントレースで143試合フル出場した功労者・松田宣浩をスタメンから簡単に外した。さらに、シーズン中もそうだったが、一番打者をドンドン変えて流れをつかみ、2連勝でファイナルステージ進出。ベテラン・内川聖一の勝負強さと、新鋭・周東佑京の足も光った。工藤公康監督の采配は神がかっていたな。西武との第1戦では松田宣をスタメンに戻し、大活躍。内川のバットが湿ったとみると・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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