順位予想は箱根で？

　今年の正月は鳥取に里帰りはせず、家でのんびりしていた。もちろん、何かコラムのネタがないかな、と思いながらね。

　しかし……なかったな。

　スポーツ新聞もまったく面白い野球の記事がない。昔は年末年始でも無理やり(？)プロ野球ネタで一面をつくっていたが、いまはどんどん隅に追いやられている印象がある。いろいろなスポーツが盛り上がっているのは悪いことじゃないけどね。

　ついつい見入ったのが、箱根駅伝だ。しかしまあ、青山学院大は強いね。往路・復路と完全優勝で、タイムも軒並み速くなっている。記事を読むと、ナイキのシューズも大きかったらしいね。厚底にカーボンプレートを内蔵しているとか。

　でも、技術の進化でタイムが変わるというのは、個人的にはちょっと複雑だな。バッターはボールやバットで飛距離が変わるが、俺たちピッチャーはいつも生身。ルールも打者中心に変わることが多く、現役時代は、理不尽だなと思ったことも多いしね。

　青学大は、昨年東海大に箱根5連覇を阻止されたが、そのときコラムで「今年は巨人の年かな」と書いた。原辰徳監督もそうだが、東海大出身者がたくさんいるからね。ただ青学も・・・