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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「オールスター中止には反対だ」

 

お客さんを入れ始めた台湾球界。すでにかなり緩んでいるような/写真=GettyImages


夏場開催のリスク


 新型コロナウイルスについては、いまだ予断を許さぬ状況だが、台湾、韓国のプロ野球が開幕し、日本でも少しずつだが、具体的な動きが始まってきた。

 ちまたでは6月末から7月の開幕と言われていたが、俺は無観客で6月中と見ている。7月だとスケジュールがかなり厳しくなるからね。

 通常の開幕なら50試合以上は、消化している段階だけど、交流戦とCSがなくなり、オリンピックブレークがなくなるとなれば、野球協約にある120試合程度を、それほど無理せず、組めるだろう。ただ、最近は秋の長雨が多い。状況次第ではダブルヘッダーの可能性もある。

 ダブルヘッダーは、1988年、川崎球場でのロッテ─近鉄戦、あの「10.19」が有名だけど、昭和の時代は普通にあった。数は多くないが俺も経験はあるし、メジャーでは普通にやっている。ただ、慣れもある。仮に8、9月に屋外球場で組まれたら、かなりの消耗度になると思う。

 それじゃなくても、今年の戦いは・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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