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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「マツダ広島での巨人連勝に感じた時代の節目」

 

生きのいい活躍を見せている巨人・北村


9年ぶりの3連勝


 少し前になるが、7月14日からの広島-巨人3連戦について書いてみたい。3連戦の舞台となったマツダ広島は、巨人にとって長く鬼門と言われ、今回の3連勝は2011年以来だったという。

 味方には背中を押す風となり、相手には重圧を与えていた満員のファンの後押しが欠け、カープが裏ローテだったことは間違いない。ただ、選手個々の力の差というより、戦い方、さらに勝利への執念の部分で、巨人が明らかに上回っていたことも事実だ。

 一番よく分かるのが、主力打者のバントだ。原辰徳監督の野球において、シーズン終盤、ここぞの場面での主軸のバントはある。だが、この3連戦は、いつもより短いとは言え、まだシーズン序盤だ。それでも原監督は・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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