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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「2020年をプロ野球新時代の“プレ元年”にしよう!」

 

かつては巨人人気と読売新聞の売れ行きはイコールとも言われた


ノーサイド精神で


 各球団で契約更改が進んでいるが、どこも渋いね。新型コロナの影響で球場収入が大きく減り、正直、来年も分からない。第4波、第5波、あるいは新しいウイルスが来るかもしれないし、ここまで感染症への意識が高くなると、例年どおりにインフルエンザが流は行やった状態でも、すぐ入場制限という話になるかもしれないしね。

 選手が給料を上げるために頑張ってきたのは分かるが、今年は「金銭闘争」というより、「ノーサイド精神」で、お互いに気づかいながらやるしかないだろう。

 特に大荒れとなったのは中日だ。親会社が新聞で、昔は資金力豊富な球団と言われていたが、落合博満さんの監督時代くらいから締め付けが強くなってきた。理由はいろいろあるんだろうが、新聞社が球団を持つ意味が薄れてきたこともあるんじゃないかな。

 読売新聞、あとはスポーツ報知もそうだけど、「巨人が勝てば新聞が売れる」と言われた時代が長かった。今でも報知は関係あるだろうけど、・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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