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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「無観客なら12球団一緒にすべきだ!」

 

2013年広島キャンプの新人休日雑感(左から鈴木誠也高橋大樹上本崇司)


オリの中の猿?


 年明け、各球団で新人合同自主トレが始動した。ジャージに名前が書かれたビブスを着けた初々しい練習風景は、プロ野球の1月の風物詩となっている。

 彼らは、会社で言えば、新入社員だよね。寮生活も含め、会社の決まり事をこれから覚えていく時期というのかな。俺の遠〜い昔のカープの新人時代を思い出すと、電話当番とか今の人に説明し出すと長くなりそうなことがたくさんあったが、これは今と同じじゃないかなと思うのは「ああ、これから毎日野球をやるんだな」と毎朝、思ったことだ。

 高校生なら授業があって部活でしょ。俺は社会人だけど、結構、ガッツリ働いたほうなので、会社の仕事があって、野球だった。それが授業も仕事も何もなく、1日中、野球だけの生活になる。

 最初はそれが幸せと思ったけど、何日かすると・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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