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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「マー君、再び東北を野球の力で元気に!」

 

早川は開幕から先発ローテに入ってくる力はある


早川は10勝近くは


 緊急事態宣言下でもあり、今年はおとなしく各球団のキャンプをテレビで見比べている。まだ開幕まで1カ月半もあり、これからどうなっていくかは分からないが、現状で面白いな、と思っているのは楽天だった。

 何と言っても、先発投手陣だ。ヤンキースから田中将大が加わったことで涌井秀章岸孝之則本昂大と四本柱が固まった。正直、今年もソフトバンクの圧倒的な力に、どこも太刀打ちできないだろうと思っていたが、これなら十分、戦える。

 新人左腕の早川隆久もいい。ブルペンのピッチングを見ると、新人とは思えぬ老練さがあり、フォームも柔らかい。変化球も多彩だし、故障がなければ10勝近くはするんじゃないかな。「10勝以上」と言わないのは、少し線の細さを感じるからだ。ストレートの切れを増さないと、こじんまりとまとまったピッチャーで終わってしまう可能性がある。あとは・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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