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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「2021年、エースの存在感を感じないのは俺だけ?」

 

菅野は、開き直って、しばらくゆっくり休んだほういいよ


どうした! エースたち


 セ各球団のエースと言えば、巨人菅野智之(31歳)、阪神西勇輝(30歳)、広島大瀬良大地(30歳)、中日大野雄大(32歳)、ヤクルト小川泰弘(31歳)、DeNA今永昇太(27歳)かな。

 開幕から少しずつずれてはいるが、エースは3連戦初戦に先発し、それなりの長い回を投げ、勝利につなげることが仕事だ。当然、彼らの結果がチーム状態を大きく左右する。で、今シーズンの彼ら6人の共通点は分かるかな? 年齢? 確かにわざわざ書いたが、それはもう少しあとで触れる。要は、全員、今年パッとしないことだ。

 菅野は開幕から状態が上がらず、復帰戦となった7月1日の広島戦(東京ドーム)では西川龍馬鈴木誠也にホームランを打たれ3回途中KOとなった。以前、このコラムで菅野のフォームの異変を書いたことがある。このままでは肩かヒジを故障するかもと。自分ながら嫌な予言だと思ったが、実際、そうなっているのかもしれない。結局・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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