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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「“復興五輪”なのだから、何か復興に向けた発信をしてほしい。金メダルの分岐点は審判のジャッジにある?」

 

国際大会では審判への対応がカギに。写真は2008年北京五輪の星野仙一監督[右]と審判


福島でやる意義を発信


 1都3県のオリンピックの無観客が決まった。重症化リスクの高い高齢者のワクチン2回接種も増えているし、0(ゼロ)コロナじゃなく、可能な限りお客さんを入れるにはどうしたらいいのかを考えてほしかったな。今、プロ野球は制限がありながらお客さんを入れてやっているけど、昨年、無観客の時期は、はっきり言えば盛り上がりに欠けた。このコラムで打球音が聞こえるとか、必死にポジティブな話を探して書いたが、プロ野球の魅力は観衆の歓声とか、ため息も含めてだと思うしね。

 オリンピックの野球自体、今回が最後の可能性もある。それが日本で開催され、しかも金メダルの可能性が高い。少しでも多くのファンにナマで見てほしかったし、ガラガラのスタンドで選手だけがはしゃいでいるのではなく、拍手で称えられた彼らの姿を目に焼き付けておきたかったというのが本音だ。

 ……で、ここまでと以下途中までは7月9日時点に書いたものです。一つ思うのは・・・

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川口和久のスクリューボール

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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