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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「夏本番!高校野球の季節がやってきた!」

 

センバツV左腕・東海大相模高の石田


全体のレベルがアップ


 灼熱の夏、高校野球の季節がやってきた。家が神奈川の俺は、神奈川大会、埼玉大会のテレビ中継があり、観戦が日課になっている。どちらも200校近いチームでトーナメントを行い、1チームを選ぶんだからシビアだよね。

 左腕好き(?)の俺の注目は、センバツVの東海大相模高(神奈川)の左腕・石田隼都。長い腕を生かし、柳のように体をしなやかに使うところも好みだ。

 驚くべきは投手全体のレベルの高さだね。昔は1人、2人飛び抜けた選手がいて、あとはさほどじゃなかった。急造の野手投げピッチャーも結構いたしね。今はみんなフォームがしっかりしていて、球速もあるし、変化球も多彩だ。野手も大型選手が多く、プロで鍛えられたら急成長するだろうな、と感じる選手が多い。

 最大の理由は・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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