週刊ベースボールONLINE

川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「セオリーの重要性を感じたオリンピックの戦い」

 

決勝で勝利投手となった森下


パット・イズ・マネー


 東京オリンピックが終わった。開催には賛否両論があったし、無観客とあって地元開催という高揚感はなかったけど、日本が過去最多のメダル数を獲得し、テレビで随分楽しませてもらった。

 俺の一番の注目、いや野球に次いでの注目は大好きなゴルフだった。男子では金メダルの本命と言われた松山英樹がメダルを獲(と)れず、女子では稲見萌寧が銀メダル。2人の差はパターだった。ゴルフの世界では“パット・イズ・マネー”という言葉があるが、そのとおりだったね。勝負どころで失敗した松山と、しっかり決めた稲見の差が出た。ドライバーとパターにはミーハー(?)な俺も、すぐ稲見のパターを買おうとなじみの店に行ってみたが、大人気で在庫切れらしい。残念。

 野球に関してもセオリーの重要性をすごく感じた戦いだった。例えば・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

川口和久のスクリューボール

川口和久のスクリューボール

広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング