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センバツ出場校プレーバック

【東海大菅生(東京)6年ぶり4回目】両校合わせて29安打。最大6点差を守り切れず

 

センバツ出場校のこれまでの試合を振り返る「センバツ出場校プレーバック」。第2回は東海大菅生。

8回、試合を振り出しに戻すホームインでガッツポーズする藤井敬之


第78回大会(2006年)
1回戦
東海大菅生10−11秋田商

 幸先は良かった。初回、秋田商(秋田)のエラーなどもあり3安打で3点を先制した東海大菅生。3回にも無死一、三塁から四番・石黒準一がライトオーバーの2点ライムリースリーベースなどで3点。5回にも2点を追加しこの時点で8対2とした。しかし6回、東海大菅生の先発・薦田和也がつかまる。5安打を浴びて4失点。さらに7回には死球なども絡み4失点。一気に逆転されてしまう。

3回無死一、三塁から四番・石黒準がタイムリー三塁打を放つ


 それでも8回打線が奮起する。藤川寛大のタイムリーなどで同点に追いつく。だが、それもつかの間。8回裏に連打を浴びて決勝点を奪われてしまった。両校合わせて放ったヒットは29本。激戦となったが東海大菅生は勝利を手繰り寄せることはできなかった。今回4度目の出場となる東海大菅生だが、まだセンバツでの勝利はない。まずは悲願の初勝利を狙う。


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