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センバツ出場校プレーバック

【宮崎商(宮崎)52年ぶり3回目】宮商らしい「声」を武器に初戦突破へ3度目の挑戦

 

センバツ出場校のこれまでの試合を振り返る「センバツ出場校プレーバック」。第4回は宮崎商。

夏の選手権では4強(1964年)の実績を持つ宮崎商だが春は未勝利。まずは初戦突破が目標だ。写真は今回取材した同校グラウンドの風景


第41回大会(1969年)
1回戦
宮崎商0−5銚子商

 学校としては3度目の出場となる宮崎商だが、前回の出場は半世紀以上もさかのぼることになる。第41回大会の初戦で銚子商(千葉)と激突するも悔しい零封負け。ちなみにその前の初出場は第38回大会(1966年)で、こちらも大宮(埼玉)を相手に1対5の惜敗し初戦突破とはならなかった。

 地元では「みやしょう」の呼称で愛されている歴史ある学校で、校舎の目の前を流れる大淀川ではカヌー部の仲間たちが練習に励む姿も見ることができる。

 そんな宮商グラウンドに掲げられている合言葉の1つが「日本一 全ては声から」である。チームの運命を握るのはエース・日高大空の出来ではあるが、春初勝利には打線のサポートは絶対不可欠だ。球児らしい「声」を甲子園の大空に響かせながら、宮崎商3度目の挑戦が始まる――。


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