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センバツ出場校プレーバック

【東海大甲府(山梨)5年ぶり6回目】大会屈指右腕に打線が沈黙。リベンジのカギは攻撃力にあり

 

センバツ出場校のこれまでの試合を振り返る「センバツ出場校プレーバック」。第5回は東海大甲府。

2回裏に亀田啓太の適時打で先制するも創志学園に逆転負けを喫し


第88回大会(2016年)
1回戦
東海大甲府1−5創志学園

 左腕エース・若山恵斗を筆頭に計算できる投手力を持つ今春の東海大甲府にとって、センバツ快進撃のカギを握るのはやはり攻撃力と言っていいだろう。この冬のバッター陣の振り込みが聖地でどう生かされるのか――、村中秀人監督の采配も含めて注目したいところだ。

 思い起こせば5年前、2016年春の1回戦も東海大甲府は打線が機能せず苦杯をなめた。確かに相手は、大会屈指の右腕と言われた創志学園(岡山)の高田萌生(現楽天)だったが、チームは7安打を放ちながらも2回裏に亀田啓太の放った中前適時打で挙げた1点止まり。中盤に逆転を許すとその後は打線が沈黙し力負けを喫したのだった。

 ひと冬を越えたことで打順の大幅変更もあり得ると予想される東海大甲府。風林火山の「火」のごとく燃え上がるような打者陣の躍動に期待したい。


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