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センバツ出場校プレーバック

【健大高崎(群馬)2年連続5回目】逆転劇の甲子園デビュー

 

センバツ出場校のこれまでの試合を振り返る「センバツ出場校プレーバック」。第7回は健大高崎。

エー春夏通算6度の出場で必ず初戦に勝利している健大高崎


第84回大会(2012年)
1回戦
健大高崎9−3天理

9回に生還する内田僚汰。この日は4安打2打点2盗塁と俊足好打ぶりを発揮した


 健大高崎は春夏通算6回の甲子園出場すべてで初戦を勝っている。センバツ初出場は84回大会。相手は名門・天理(奈良)だった。2回に先制するものの5回逆転を許してしまう。それでも6回、内田遼汰のタイムリーで同点に追いつくと7回には無死一塁から秋山浩佑の左中間への当たりに天理の野手陣がもたつく間に一塁ランナーが生還し逆転。なおも2本のヒットなどで2点を加えた。9回にも4安打を重ねて試合を決定づけた。

先発したエース・三木敬太は9回を104球3失点で完投


 先発・三木敬太は7安打を浴びるもテンポよく9回を投げ切る完投した。健大高崎はこの日7盗塁。四番に入った内田も2盗塁を記録するなどどこからでも機動力を発動できるチームだった。

 甲子園初戦は必ず勝つというジンクスは今大会も健在か。


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