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センバツ出場校プレーバック

【智弁学園(奈良)2年連続14回目】清原和博・松井秀喜らに並ぶ1試合2本塁打。新怪物・岡本和真、現る

 

センバツ出場校のこれまでの試合を振り返る「センバツ出場校プレーバック」。第17回は智弁学園。

1試合2本塁打を記録した智弁学園・岡本和真


第86回大会(2014年)
1回戦
智弁学園7−2三重

 昨秋の近畿王者として、今大会優勝候補の一角とされる智弁学園。1年夏から四番を務める前川右京の活躍に期待が高まるが、智弁学園の四番といえば岡本和真の活躍が記憶に新しい。

 “大会No.1打者”の前評判だった智弁学園・岡本和真(現巨人)が2本塁打を放ち、初戦突破へ導いた。1回表二死からバックスクリーンへ先制弾を放つと、4対1とリードを広げた6回表は先頭打者で左越え本塁打。岡本の一振りで勢いに乗った智弁学園は先発・尾田恭平が持ち味のリズムの良い投球を披露。東海大会王者の強打の三重打線を2失点に抑える投球で初戦を突破した。

 岡本の1試合2本塁打は、センバツでは19人目(当時)の快挙。清原和博(PL学園)、松井秀喜(星稜)、中田翔(大阪桐蔭)ら歴代のスラッガーたちと堂々、肩を並べた。


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