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センバツ出場校プレーバック

【《特別編》柴田(宮城)初出場】地元の期待を背負い、いざ初陣! 「夢実現」へ、聖地ではつらつプレーを

 

センバツ出場校のこれまでの試合を振り返る「センバツ出場校プレーバック」。第19回は特別編で初出場の柴田。

「野球人のため夢実現」。柴田ナインはこの言葉とともに甲子園で躍動する


 春夏を通じて甲子園で初陣を飾る柴田は、県立校ながら昨秋の東北大会で準優勝の快進撃。21世紀枠ではなく自らの実力でセンバツ切符を手にしてみせた今大会でも注目のチームだ。当然、同校がある人口38,000人に満たない宮城県柴田郡柴田町も沸きに沸いている。まさに、地元を元気にする高校野球だからこその姿と言っていいだろう。

 そして、この快挙とともに柴田で注目されたのが学校のキャッチフレーズ「夢実現」である。同校だけでなく柴田町のホームページを検索してみても、トップ画面に大きく出てくるのは「合言葉は『夢実現』」の文字。本来は「志を立て、耐えて、励んで、夢実現」とのことだが、きっとアルプススタンドでも「夢実現」の鮮やかな3文字が見られるに違いない。

 ちなみに同校のグラウンドに足を運ぶと、「野球人のため 夢実現」と書かれた20カ条からなる言葉たちを見つけることができる。

一、ミスした時にしょんぼりするのは誰でもある。その時どれだけ元気を出せるか。苦しい時にどれだけ頑張れるか。それが、野球も、そして、人間をも成長させる。

 ここでは第1カ条のみを紹介するが、きっと甲子園での彼らのプレーが、夢実現を体現してくれるはずだ――。


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