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センバツ出場校プレーバック

【天理(奈良)2年連続25回目】古豪・天理、会心ゲーム。豪腕・山口俊を攻略

 

センバツ出場校のこれまでの試合を振り返る「センバツ出場校プレーバック」。第20回は天理。

粘りの投球で完封勝利をマークした天理・小倉彰信


第77回大会(2005年)
1回戦
天理4−0柳ヶ浦

 最速146キロ右腕のエース・達孝太、主砲の瀬千晧など旧チームから活躍する選手が多く、今大会も活躍が期待される天理。3度の日本一、春夏計75勝を挙げる全国屈指の名門校は甲子園で数々の強敵を攻略してきた。

 2005年の77回大会。8年ぶりに選抜出場の天理は、豪腕・山口俊(現ジャイアンツ)率いる神宮大会覇者の柳ヶ浦と対戦。大会No.1投手として注目を集めた柳ヶ浦・山口は、試合開始直後の2球目に148キロのストレートを投げ甲子園をどよめかせる。

敗れるも甲子園にインパクトを残した柳ヶ浦・山口俊


 天理は2回、四球の橋間勇人が二盗、犠打で三塁に進み、森川尚敬がスクイズを決めて先制。4回は真井翔太の三塁打と田中克誠の二塁打で2点目。6、8回にも手堅く加点し、突き放した。天理の左腕エース・小倉彰信は9安打を浴びながらも要所を締めて完封勝利をマーク。天理らしい勝負強さが発揮された試合だった。


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