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5月のベストプレーは? 平良海馬の“交流戦初セーブ”に欠かせぬ“あのプレー”などがノミネート

 

5月29日の阪神戦で交流戦初セーブを挙げた平良(球団提供)


 5月もメットライフドームではファンを沸かせるプレーが飛び出したが、きょう17日から「メットライフ生命5月ベストプレー賞」の投票を開始した。昨月は、野手部門が栗山巧、投手部門は平良海馬が見事受賞。それぞれ賞金25万円を手にすることとなったが、今回は誰に栄冠が輝くだろうか?

 その信頼はすでに盤石となっている平良は、5月のプレーを振り返る中で、2つのプレーについてコメントした。まずは5月29日。メットライフドームで行われた阪神タイガースとの交流戦。前日は悔しい逆転負けを喫して迎えたこの試合は、先発の今井達也が好投。無四球で好調・阪神打線から6つの三振を奪うなど中盤まで完全にその勢いを封じていた。

5月29日の阪神戦で好投した宮川(球団提供)


 ところがアクシデントが発生したのは6回。相手打者の投直を左腕に当てて緊急降板し、そこでマウンドに上がったのが宮川哲だった。宮川は一死から打者2人を打ち取ると、続く7回も続投。二死満塁までピンチを広げたが、最後は糸井嘉男選手を力のある直球で空振り三振に打ち取った。「この宮川さんのシーンはとても印象的です。みんなでつないで1点を守り切った試合でしたから」とブルペンから見守っていた平良は振り返った。

5月29日の阪神戦で決勝弾を放った山川(球団提供)


 一方、野手部門で押したのが同じく29日の阪神戦。2回、山川穂高が放ったバックスクリーン直撃の特大アーチ。これには「山川さんのホームランもすごかったです。どこまで飛ぶんだ、と思いました(笑)」とまた自身とは種類の違った? パワーに驚愕の表情だった。

 チームは山川のソロホームランで挙げた“虎の子”の1点を今井、宮川、武隈祥太十亀剣と細やかな継投でつなぎ、9回は平良が0に抑えて、交流戦初勝利。平良はこれが“交流戦初セーブ”だった。

 平良が挙げたプレー以外にノミネートされたのは以下のプレー。

〇投手部門
森脇亮介投手 一死満塁のピンチをしのぐダブルプレー(5月4日対オリックス)
松本航投手 7回1失点の好投で今季4勝目!!(5月22日対日本ハム

●野手部門
愛斗選手 この日3打点目は逆転の2点二塁打!!(5月4日対オリックス)
スパンジェンバーグ選手 試合をひっくり返す3ランホームランを放つ(5月22日対日本ハム)

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