最も優れたバッテリーは果たして、どの組み合わせか。野球ファンの投票によって決まる「2021 プロ野球月間最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」の9月度受賞バッテリーが11日に発表された(対象は9月1日から9月26日)。

　セ・リーグは高橋遥人−梅野隆太郎の阪神バッテリーが受賞。高橋投手は期間中2試合16イニングを投げ無失点。9月25日の巨人戦ではプロ初完封をマークした。9月4日の巨人戦で逆転2ランを放ち、勝利に大きく貢献した梅野捕手は扇の要としてチームをけん引した。

　高橋投手は「いつも梅野さんのリードや野手の皆さんに助けていただいているので、皆さんのおかげで選んでいただけたと思います」と周囲に感謝の言葉を述べ、梅野捕手は「目の前の一戦一戦をチームのためにバッテリーで何とか粘って、しっかり勝ち切れるようにやっていきたいと思います」と力強く前を向いた。

セ・リーグ9月度「2021 プロ野球月間最優秀バッテリー賞」発表！

　パ・リーグは山本由伸−若月健矢のオリックスバッテリーが受賞。山本投手は期間中4試合30イニングを投げて防御率0.90、34奪三振。全4試合でマスクをかぶった若月捕手はエースを巧みにリードし、首位を追うチームを鼓舞した。

　山本投手は「3度目の受賞となり、とてもうれしく思います。僕ひとりの力ではなく、野手の方々にたくさん助けていただいたり、若月さんがリード面でさまざまな工夫をしてくださったおかげだと思っているので、支えてくださっている皆さんに感謝したいと思います。これからもまた選んでいただけるように、バッテリー、チーム一丸で頑張ります」と喜びを表し、若月捕手は「先月に引き続き、選んでいただいて光栄です。もちろん、すべてにおいてレベルの高い由伸あっての結果だと思いますし、相手打線というよりも由伸本人を見ながら常に考えてリードしていました。またバッテリーとして選んでいただけるように、残りのシーズンも頑張っていきたいと思います」と語った。

パ・リーグ9月度「2021 プロ野球月間最優秀バッテリー賞」発表！

　毎月、選出される「2021 プロ野球月間最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」。次回もぜひ投票を！