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週刊ベースボール4000号記念トークショー 江川卓×掛布雅之「伝統の巨人・阪神戦」開催

 

火花を散らしたライバル


江川氏と掛布氏によるトークイベントは「アーカイブ視聴チケット」で10月5日の21時まで見られる[写真=幡原裕治]


【週刊ベースボール4000号記念トークイベント第2弾 伝統の巨人阪神戦】

 週刊ベースボールは立大・長嶋茂雄氏が巨人に入団した1958年に創刊した。10月22日発売号で通算4000号を迎える。この節目を記念したトークイベントの第2弾が9月28日に東京都内で行われた。

 1980年代のプロ野球を盛り上げた巨人・江川卓氏と阪神・掛布雅之氏が「伝統の巨人・阪神戦」について語り合った。

 2人は1955年生まれの同級生である。掛布氏は習志野高からドラフト6位で74年に阪神入団。一方、江川氏は作新学院高、法大を経て79年に巨人入団。江川氏は「空白の1日」を経た78年のドラフトで、阪神1位指名を受けた。掛布氏とチームメートになる可能性もあったが、ミスタータイガースは意外なコメントを残している。その後、巨人のユニフォームを着た江川氏と阪神の四番は、数々の名勝負を展開。こん身のストレートに対して、打席ではフルスイングで対抗。真っ向勝負は、多くのプロ野球ファンを魅了し続けた。

 トークイベント当日、2人は開演の約1時間前に会場に到着。控え室での会話が止まることはなかった。現役時代は火花を散らしたライバル2人も、現役引退後、ユニフォームを脱いだ以降は交流を深めてきたという。

 通算185打席、打率.287、14本塁打。プレートから本塁までの18.44メートルで、言葉のない「会話」をしていたという。何よりも見ごたえ十分だったのが、インハイの真っすぐ勝負。プロとプロの意地が詰まっていた。どんな思いで対戦していたのか――。時折、冗談を交えながらも、ここ一番では、キレ味のあるコメント。本音トークが披露された。

 今トークイベントは「アーカイブ視聴チケット」が10月5日(日)の21時まで発売中である(下記参照)。会場に足を運べなかったファンの方はぜひ、貴重なレジェンド同士のトークを体感してほしい。

▽アーカイブ終了日時:2025年10月5日(土)21:00
価格;税込2,000円
※別途手数料がかかります

 また、「週刊ベースボール4000号記念トークイベント」は年内に3回を予定。次回は10月9日に梨田昌孝氏(元近鉄)と西村徳文氏(元ロッテ)による「10.19の真実」を開催する。レジェンドトークから見逃せない。

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