「第2試合」にかける思い

元近鉄・梨田氏[左]と元ロッテ・西村氏[右]によるトークイベントは「アーカイブ視聴チケット」で10月16日の21時まで見られる[写真=川口洋邦]
【週刊ベースボール4000号記念トークイベント第3弾 「10.19」の真実】
週刊ベースボールは立大・
長嶋茂雄氏が
巨人に入団した1958年に創刊した。10月22日発売号で通算4000号を迎える。この節目を記念したトークイベントの第3弾が10月9日に東京都内で行われた。
「10.19」の真実。
1988年10月19日。ロッテと近鉄によるダブルヘッダーが川崎球場で行われた。近鉄の優勝の条件は「2連勝」のみ。対する最下位ロッテにも、プロとしての意地があった。
近鉄バファローズの捕手・
梨田昌孝氏とロッテオリオンズの二塁手・
西村徳文氏が、37年前にオーバーラップした。共通点は2つ。2人はチーム一筋の現役生活を送っており、現役引退後は古巣を含め、複数球団で監督を歴任した。すべてパ・リーグで、愛着は人一倍ある。今も語り継がれる名場面を振り返った。
まずは「決戦前夜」として1988年、激動のパ・リーグペナントレースを回顧し、次なるテーマは「第1試合」。3対3の9回表の代打・梨田氏が中前への勝ち越しタイムリーを放った。梨田氏は同年限りでユニフォームを脱ぐことを決意しており、記憶に残る最後の安打となった。近鉄が4対3で勝利。近鉄が第2試合で勝てば、リーグ優勝である。梨田氏にとっては、レギュラーシーズンの現役ラストゲームで花道を飾ることができるか。一方、ロッテも引き下がるわけにはいかない。「一番・二塁手」の西村氏も「第2試合」にかける思いを赤裸々に語っていた。
今トークイベントは「アーカイブ視聴チケット」が10月16日(木)の21時まで発売中である(下記参照)。会場に足を運べなかったファンの方はぜひ、貴重なレジェンド同士のトークを体感してほしい。
▽アーカイブ終了日時:2025年10月16日(木)21:00
価格:税込1,500円
※別途手数料がかかります
また、「週刊ベースボール4000号記念トークイベント」は年内に2回を予定。次回は11月17日に
松坂大輔氏(元
西武ほか)と
和田毅氏(元
ソフトバンクほか)による「奇跡の松坂世代」を開催する。レジェンドトークから見逃せない。
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