25日、2018年プロ野球ドラフト会議が行われ、中日が3位で三菱重工名古屋・勝野昌慶を指名し交渉権を獲得した。

■プロフィール
名前：勝野昌慶（かつの・あきよし）
ポジション：投手
生年月日：1997年6月12日
身長・体重：183cm82kg
投打：右投右打
所属：三菱重工名古屋
経歴：岐阜東濃リトル - 岐阜中濃ボーイズ(西可児中) - 土岐商高 - 三菱重工名古屋

　将来性あふれる威力の高い剛球。小2から岐阜東濃リトルで硬式野球を始め、西可児中では岐阜中濃ボーイズに所属。土岐商高では1年夏からベンチ入り、その後エースとなるも甲子園出場はなし。三菱重工名古屋に入社すると、先発・救援とフル回転。入社1年目に19歳でプロ・アマ混成のU-23侍ジャパンに選出されてワールドカップに出場。しかし、右ヒジの故障により17年の都市対抗は欠場。同年冬に復帰し、今年のスポニチ大会で完投勝利を挙げ復活を印象づけると、夏のアジア大会では社会人日本代表に選出され自己最速となる152キロをマークした。

　最速152キロを誇る直球を軸にしたパワーピッチが持ち味。制球力、スタミナなど課題もあるが、それを上回るポテンシャルを秘める。高卒3年目とまだ進化の過程にいることも魅力。