17日、2019年プロ野球ドラフト会議が行われ、ヤクルトが2位で日体大・吉田大喜を指名し交渉権を獲得した。

■プロフィール
名前：吉田大喜（よしだ・だいき）
ポジション：投手
生年月日：1997年7月27日
身長・体重：175cm76kg
投打：右投右打
所属：日体大
経歴：若鮎スポーツ少年団(白川小) - 東雲中 - 大冠高 - 日体大

　松本航、東妻勇輔の背中を追う150キロ右腕。白川小5年から若鮎スポーツ少年団で野球を始め、内野手としてプレー。東雲中では軟式野球部に所属し、2年秋から投手になる。大冠高では1年夏からベンチ入り。2年秋は大阪大会で5回戦進出。3年春は同2回戦敗退。3年夏は同4強入りした。日体大では1年秋からリーグ戦に登板。4年春には5勝をマークし、防御率1.23で初タイトルを獲得した。今夏の日米大学選手権では大学ジャパンのセットアッパーを務め、全5試合登板無失点でVに貢献。

　大冠高時代は大阪大会4強に進出し「公立の星」として注目され、プロ志望届を提出したが指名漏れ。日体大では松本、東妻という先輩2人をお手本に力を磨いた。最速151キロの直球は伸びがあり、直球と同じ軌道からスライダーを曲げ、スプリットを落とす。左右のコースに投げ分ける制球力も抜群。