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MLBニュース2021

大谷翔平、6回6奪三振1失点の好投で今季6勝目 打では3打数無安打

 

エンゼルス・大谷翔平


 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地でのレンジャース戦に「2番・投手」で投打同時出場。投手としては6回を投げて4安打6奪三振1失点(自責点1)の好投で、自身メジャー最多を更新する6勝目を挙げた。チームは2対1で勝利し、勝率を5割復帰を果たしている。

 立ち上がりに不安のある大谷は、この日も初回1死から2番ロウに許した左翼線二塁打と暴投で1死三塁のピンチをまねく。しかし、3番ガルシア、4番ハイムを続けて右飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。2回以降は安定感を増し、3回には3つのアウトを全て三振で奪取。6回には先頭の1番カイナーファレファに許した二塁打をきっかけに内野ゴロの間に1点を失ったが、2対1のスコアで勝ち投手の権利を得たままマウンドを降りた。

 先月27日(同28日)のロッキーズ戦で痛めた右手親指の影響で登板が延期され、中8日での先発となったが好投を披露。6回の最後の打者となったハイムに投じた1球目には、この日最速となる99.2マイル(約159.6キロ)を記録した。これで投手としては今季16試合に登板して6勝1敗、防御率は2.93と3点台を切った。

 一方、打者としては初回の第1打席で空振り三振、3回の第2打席は一ゴロ、5回の第3打席は右飛で3打数無安打。レンジャース先発の左腕アラードに封じられ、期待された38号本塁打は生まれなかった。

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