マリナーズの菊池雄星投手は8日(日本時間9日)、敵地での
ヤンキース戦に先発。勝敗はつかず今季8勝目はならなかったが、5回を投げて4安打6奪三振4四死球無失点の好投を見せた。チームは2対0で勝利している。
毎回走者を背負いながらも得点を許さない粘りの投球だった。2回は一死から6番トーレスに左二塁打を許すも、後続を打ち取って得点は許さず。3回には安打と四死球で二死満塁のピンチをまねいたが、5番ボイトをボールになるスライダーで空振り三振に仕留めた。4回、5回も走者は許しながら無失点。5回で球数が97球に達して降板した。
この日は球が走り、毎回の6奪三振。3回のボイトの打席に投じた97.7マイル(約157.2キロ)を最速として、90マイル台後半の速球を連発した。打線の援護がなく0対0のままマウンドを降りたが、チームは8回に2点を挙げて勝利した。
中4日の登板となった菊池は好投でチームの連敗ストップに貢献。これで今季は21試合に登板して7勝6敗、防御率は3.73となった。