エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地でのブルージェイズとのダブルヘッダー第1試合に「2番・指名打者」で出場した。6回の第4打席に申告敬遠で出塁したが、3打数無安打1四球で打率.267。チームは6対3で勝利し、貯金を1とした。
初回無死一塁で迎えた第1打席は二ゴロ失策。3回一死無走者での第2打席は、ブルージェイズ先発の左腕マッツの高めスライダーに手が出ず見逃し三振に倒れた。5回の先頭で迎えた第3打席は右飛。マッツに対しては3打席凡退に終わった。
5対3と1点リードで迎えた6回の第4打席は2死三塁のチャンスで打席に立ったが、今季8度目となる申告敬遠。本拠地のスタンドからはブーイングが浴びせられた。続くゴセリンの打席で今季16個目の盗塁を決めると、ゴセリンの左安打で貴重な6点目のホームを踏んだ。
4試合ぶりのスタメン出場となった大谷だが、これでマルチ安打を記録した3日(同4日)のレンジャース戦を最後に6試合安打が出ていない。この日のブルージェイズ戦では本塁打と打点のタイトルを争う
ゲレーロJr.との直接対決も注目されたが、ゲレーロJr.も4打数無安打。大谷が38本塁打82打点、ゲレーロJr.が35本塁打87打点と変わっていない。
ダブルヘッダーは7イニング制で行われ、第1試合はエンゼルスの先攻で行われた。エンゼルス後攻で行われる第2試合では大谷は「1番・指名打者」で出場予定。