エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地でのブルージェイズ戦に2試合連続の「1番・指名打者」で出場。3回の第2打席に14試合ぶりとなる38号2ランを放ち、本塁打ランキング2位のブルージェイズ・
ゲレーロJr.に再び3本の差をつけた。
0対2と2点のリードを許した3回の第2打席。1死一塁の場面で打席に立つと、ブルージェイズ先発の右腕マノアの1ボール2ストライクからの低めスライダーをはじき返し、センターのフェンスを越える同点2ランとなった。
また、初回の第1打席でも92.2マイル(約148.4キロ)の外角シンカーを捉えて右方向への大飛球となったが、相手の好守に阻まれて右飛。メジャー1年目の注目右腕マノアとの初対決は、2打席目まで好感触の打撃を見せている。
今月に入って打撃成績が落ちていた大谷だが、前日のブルージェイズとのダブルヘッダー第2試合で7試合ぶりの安打となる三塁打。この日は8月初アーチも飛び出し、復調の兆しを見せている。38本塁打はリーグトップ、打点も84としてトップのゲレーロJr.との差を4に縮めた。
エンゼルスは明日も本拠地でのブルージェイズ戦で、大谷が先発予定。投打での活躍が期待される。