パドレスのダルビッシュ有投手は12日(日本時間13日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に中4日で先発。2回2/3を投げて6安打1四球5失点(自責点5)の内容で、3回途中で降板した。チームは4回まで2対8とリードを許している。
初回は先頭のロハスに右安打を許したものの、2番マルテをスプリッター、3番P・
スミスをスライダーで連続の空振り三振。4番C・ケリーの中安打で2死一、三塁となるも、5番
ペラルタを右直に打ち取って無失点でしのいだ。2回も2つの三振を奪って三者凡退に打ち取り、順調な立ち上がりに見えた。
しかし、2対0とリードして迎えた3回に崩れる。安打と四球などで1死二、三塁のピンチを迎えると、3番P・スミスと4番C・ケリーの連続タイムリーで2対3と逆転を許してしまう。さらに、5番ペラルタに2ランを浴びてこの回5失点。今季最短となる3回途中でマウンドを降りた。
ダルビッシュはこれで今季23試合に登板して7勝6敗、防御率は3.70。6月21日(同22日)のドジャース戦で今季7勝目を挙げて日本人歴代3位タイとなるメジャー通算78勝目をマークしたが、その後は8試合白星から遠ざかっている。