週刊ベースボールONLINE

MLBニュース2021

大谷翔平、7試合ぶり41号でゲレーロに再び5本差 プロ9年目で初の規定打席到達

 

エンゼルス・大谷翔平[写真=Getty Images]


 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地でのオリオールズ戦に「1番・指名打者」で出場した。第1打席で41号本塁打を放つなど、2打数1安打1打点2四球で打率.269。チームは1対13と大敗を喫し、借金3となっている。

 7試合ぶりのアーチは、試合開始直後だった。1ストライクからオリオールズ先発の左腕エイキンの真ん中高めに入ったカーブを捉えると右翼席へ飛び込む先頭打者本塁打。本塁打争いで2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.に再び5本差をつける41号となった。

 3回先頭での第2打席は四球で出塁し、1死一塁で迎えた5回の第3打席は追い込まれてからの内角高め速球に詰まった当たりの中飛。2番手の右腕ロペスと対した8回の第4打席はこの日2つ目の四球となった。

 今季16回目の投打同時出場となった前日のオリオールズ戦から中半日で行われた一戦だったが、先頭打者弾を含む3出塁の活躍。この試合の第3打席で今シーズンの規定打席クリアも確定し、日本時代を含めてプロ9年目にして初の規定打席到達となった。

 前日、19連敗中のオリオールズに20試合ぶりの勝利を与えたエンゼルスは、この日も大谷の本塁打による1得点のみで連敗。明日からは本拠地でパドレス2連戦、ヤンキース3連戦と続き、大谷の次回登板は9月1日(同2日)のヤンキース戦の予定となっている。

関連情報

みんなのコメント

  • 新着順
  • いいね順

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング